特別じゃない日には

こんにちは。6月7日のブログ担当です。

今年も早、6月7日となりました。この日が1年の半分とかだと話を続けやすいのですが、6月7日は特にパンチの弱い日付となっております。

暦の話をするといつも思い出すのが「フランス革命暦」です。今われわれ使っているのがグレゴリオ暦なのですが、不便なところがたくさんありますよね。28日しかない月と31日もある月があって、1週間は7日だから週の半分○○しようと考えると上手に割れなかったり。5日連続で働いて2日まとめて休んで、というサイクルが本当に効率がいいのかなんてことも気になるところです。

フランス革命暦はそんな不便さを解消してあります。ひと月はいつも30日です。30日×12月で360日、余った5日は全てお休みです。いいですね。1週間はいつも10日です。土日休みに相当するお休みは3日間となるでしょう。7日のうち2日休み、と10日のうち3日休み、だと後者のほうが休みが多くなります。1年間で5日休みが増える計算になります。いいですね。

やっぱり10進法を基本に制度を組み立てたほうが分かりやすいということなのですが、このフランス革命暦、あんまりうまくいかなかったようです。それは既存の7日の制度とうまく折り合いがつかなかったという要因があるそうなのですが、いくら便利な制度だからといって制度を大きく変えるときはいつも問題が付きまとうということでもありますね。身につまされるお話ですね。

以上、特に6月7日とは関係のないお話でした。特別じゃない日にはこんなことを考えるのも楽しいですね。