たまには昔の話を

こんにちは。本日のブログ担当です。

先日社内でスピーチした内容を起こしてみます。聞き逃した方も英語が分からなかった(聞き取りにくい英語だったらすみませんでした)方も日本語を勉強している方も、読んでみてください。以下括弧に入っている部分はスピーチでは言えなかった、追記の部分となります。

 

私の英語とのつながりは10歳のときに始まります。近くのスーパーで催されているくじにて、ハワイペア旅行が当たったのです。母が応募したのですが、母は本当は2等賞の冷蔵庫がほしかったのです。でも1等のハワイ旅行が当たってしまったので、子ども3人を連れて、ハワイへ旅行に行きました。(私はもちろんのこと、父も母も英語なんてまったく話せなかったのですが、何とか単語を並べてハンバーガーを注文してくれる母を見て、努力することの美しさを見た気がします。)

私が17歳のとき、大学受験に向けて英語を勉強していました。一念発起して英語の小説を読んでみました。アーネスト・ヘミングウェイの『老人と海』です。(試験の問題になってもおかしくないだろうと思ったのですが、)受験にはあまり役に立ちませんでした。『老人と海』に出てくる単語には聞いたこともないような魚の名前が出てくるばかりでしたので。(長文に臆さない、という意味では役に立ちました。いまは高校生にはこんな勉強方をお勧めしません。少なくとも『老人と海』は若者には非常に退屈でしょう。)

22歳のとき、ドイツ人の友人が私に言いました。「言語を習得する一番の方法は、外国人と一緒にビールを飲むことだ」と。日本人は基本的にシャイで、(自分の英語が間違っていたらどうしようとか、下手な英語を喋ったらどう思われるだろうとか、相手の言っていることをきちんと理解できないと不誠実だとか考えがちで、)会話をすることをためらうことがあります。お酒を飲むとその障壁が取り払われます。ですから、私の英語がちょっとマシだとしたら、私はたくさんビールを飲んできたことになります。(ビールを飲むときに外国人の隣に座るのが絶対のルールです。英会話スクールも軽くお酒を飲みながら話したらいいのに。)

以上です。